ここ最近眠れない日がずっと続いている・・・

毎晩イライラして悩んでいる。なんなんだこのイライラは!?
しかも、イラつくようになってから眠りがやたらと浅い。

昔はイラついていようが疲れていればコトッと寝て、朝にはすっきりしていたはず。

イライラして眠れない日が続くと言うことはひょっとして、病気・・・?

病気であればすぐに病院に行って診察してもらわなければならないけれど、

もし病気じゃなかったら・・・?

「それはよくあるストレスですから、温泉でも行けばよく眠れますよ。」
なんて言われたら恥ずかしい・・・

病院で診てもらったほうがいいレベルかどうかって、知りたくありませんか?

今回の記事では、イライラして眠れない場合に、病院で先生に診てもらう必要があるのか、また改善する方法などを私の経験を元にまとめました。

目次

医者に相談した方が良いかどうかを見極める

お医者さんに行くかどうか考える場合、行ってみたと仮定して考えると良いです。
 

問診票に記入したり、お医者さんとの問診があるので、どんなことを聞かれるかを想像します。

  • 症状が出始めた時期はいつ頃からですか?
  • 平均睡眠時間はどれくらい?
  • 不眠以外の症状は?微熱がある、いつも気持ちが重い、落ち込むことが多いとか
  • 具体的な症状は?寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中に目がさめるなど。
  • 思い当たる原因・きっかけの有無
  • こんな感じでしょうか。これらのことについての考えをまとめておくと見極めに役立ちます。

    どのくらいの期間眠れていないのか

    イライラが続き、眠れていないと感じ始めたのはいつ頃からでしょうか?
    もし、2週間以上そのような状態が続くのなら、注意した方が良いかもしれません。
    もしかするとその状態が慢性化してしまって、抜け出すのが難しくなってしまうことがあるからです。

    その期間の平均睡眠時間(体感)は?


    体感としての平均睡眠時間はどれくらいですか?

    3時間から4時間くらいしか眠れていないと感じるなら明らかに正常な状態ではないでしょう。
    考え事やストレスからくるイライラが興奮状態を作り出しているので、これが眠れない原因の可能性があります。
    これが2週間以上続くのなら睡眠障害の可能性が高いです。

    睡眠障害とは?

    睡眠時にスムーズに眠れることができなくなり、
    日常の生活に支障が出てしまう状態を睡眠障害と言います。
    国際分類は90ほどに分けられますが、

    大きく分けると3つになります。

    睡眠の質・量に問題がある
    なかなか寝付けない、途中で何度も目がさめる、いくら寝ても昼間眠いなど。

    睡眠の時間帯に問題がある(ずれてしまう)
    夜の寝付きと朝の起床の時刻が社会生活上望ましい時間から逸脱してしまう状態です。

    睡眠中の異常現象
    睡眠中のいびきや呼吸停止、ねぼけ、寝言などの異常行動、足のピクつきとむずむず感に伴う異常運動など。

    資料出典:睡眠総合ケアクリニック代々木

    日中の体の調子は?

    睡眠時間が足りてないと、だんだん日常の活動にも支障がでてきます。

    仕事中に眠くなってしまったり、大切な会議や接客で集中力がなくなり、居眠りをしてしまうことも増えてしまいます。

    しかし、また違う状況もあります。

    眠れないと感じるのに日中はいつも通りに動けると言う場合、実際は眠れているのに眠れていない気がしている「睡眠状態誤認」と言うこともあるのです。

    確かにこの状態はストレスによるものではありますが、病気とはまたちょっと違うわけです。

    実際にお医者さんの診断の中でもかなり多いのが、この「睡眠状態誤認」です。
    これには病気とはまた違ったアプローチで改善指導がなされます。

    日中明らかに眠い、だるいと言う状態がやはり2週間以上続くなら、医者に診てもらうのが良いかもしれません。

    眠れないと感じるようになってから

    眠れないと感じるようになってから、同じ時期にイライラや落ち込みが激しくなっていますか?
    もしかすると何かの原因、出来事があって、
    大きなストレスを感じ、気分が優れない状態となり、その頃から眠れなくなったのなら、原因は精神的な要因が考えられます。

    というわけで、一般的に不眠症の症状の治療は、心療内科や精神科が良いと言われています。
    不眠症に深く結びついているのが軽度のうつ病や、不安神経症だからです。

    不眠症の主な原因

    → 軽度のうつ病や、不安神経症

    行くべき病院

    → 心療内科や精神科

    心療内科など、心の病を専門に診察してくれる病院は患者の話をよく聞いてくれる特徴がありますから安心感があります。
     

    しかし、実際のところ、この不眠という病気についてははっきりと確立された治療法がまだありません。
    これはどういうことかというと、診断する先生によって見解や考え方が違い、治療方法にもそれぞれあるということです。

     
    睡眠に関する薬をたくさん出す先生もいますし、全く出さない先生もいます。
    話をよく聞いてくれる先生もいますし、忙しすぎてほとんど話を聞いてくれない先生もます。

     
    ですから、先生をあなたが選ぶという考えで、合わないな、と思ったら病院を変えてみたりすることも大切です。

    自分の体なのですから、先生選びは慎重に行う必要がありますね。
     

    まとめ

  • 眠れない期間が2週間以上続き
  • 平均睡眠時間が3時間から4時間
  • 日中の活動に支障が出て
  • 同じ時期に大きなストレスを感じる出来事があってイライラしている。
  • これらが当てはまれば、お医者さんに診てもらうのは良いかもしれません。

    そうなると、病院選びですが、下記の参考記事はどこに行くのが良いかをまとめています。
    参考記事:
    ストレスでイライラが止まらないのは病気?眠れない場合は何科を受診?

     

    逆にそうでもない場合、時々眠れなくなるとか、三日に一度くらいイライラするということであれば、
    まだ自分で改善できるのかもしれません。

     
    この辺りがいわゆる境目、ボーダーラインというところとなります。
     

    ストレスやイライラは確かに体に大きな負担を与え続けます。

    ある程度の期間イライラが続き、眠れないと感じるなら、なんらかの病気になってしまっている可能性があります。
    しかし、このサイトでは、すぐに何かの病気に当てはめてしまうようなことはしたくありません。

    現在、睡眠障害に関する病名は無数にあるといっても過言ではないからです。
    なんでも病気にしてしまって、薬に頼るなら、今度は薬からの脱出が難しくなってきます。

    できることなら自分で改善したいところですね。

    ただし、病院に行った方が改善しやすい場合も確かにあります。

     
    心療内科の先生に話を聞いてもらっただけで改善することもありますし、
    少量の睡眠のための薬だけで不眠状態から抜け出すこともできる場合が確かにあります。

    その見極めけが大切であることから、
    このサイトでの判断基準を参考にしていただければと思います。
     

    今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

    投稿者 phc95994

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